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キャンプフィールドについて

キャンプ拠点

夏の若狭路まるごとキャンプの拠点は、福井県若狭町「岬小学校」の校舎です。この小学校は2015年度に閉校になり、その後、私たち若狭路自遊楽校が自然体験活動の拠点として利用させていただいています。

この学校にはもともとプールがありません。では、夏のプール学習はどこでやっていたのか?そう、目の前に広がる海です。グラウンドのすぐ隣に浜辺があり、ここで育った子どもたちにとって海は暮らしの一部でした。若狭路まるごとキャンプのメインももちろん海!岬小学校が培ってきた文化を引き継ぎ、子どもたちが安全に遊ぶことのできる時間をたっぷり作ります。

神子(みこ)地区

旧岬小学校がある集落は、常神半島のほぼ先端に位置する神子という地区です。春は山桜の観光地としても有名で、夏は海水浴や海釣りに来るお客さんで賑わいます。民宿業や漁業を営む家が多く、地域のみなさんは明るくて豪快。今年も元気な子どもたちと会えることを楽しみにしてくれています。

神子の海は地形や立地の条件から、透明度がとても高く、魚もたくさん住んでいることで知られています。特に夏は波も穏やかで、カワハギ、ベラ、フグ、小さなウニやヒトデなど、浅瀬でもたくさんの生き物を見つけることができます。海の中の壮大な景色は一日中観察していても飽きることはありません。
浜には大きさや形も様々な石がたくさんあります。思わず水切りをしたくなる平たくてまん丸な石や、波打ち際にはビーチグラスという波の力で角が取れたきれいなガラス片もたくさん拾うことができます。

トイレ、シャワー、寝る場所

キャンプ生活に必要な設備は旧岬小学校の施設に完備されています。食事や話し合い、悪天候時といった屋内の活動は体育館を使用します。トイレ、シャワーも体育館に完備されています。

寝るときはグラウンドにテントを張ります。4~5人が足を伸ばして寝ることができる大きなテントで、海からの風があるので夜は涼しく感じます。雲がない日にテントの中から空を見上げると夏の満天の星を眺めることができます。